ふたばわいわいメール№168
- 2012/11/26 14:43
№168
「うれしくて!!」
9月16・17日に小倉南区にある「もりの家」へ年長児の子ども達がお泊り保育に行きます。
「もりの家ってどんなところかな?」「どこからモノレールとバスに乗るのかな?」と、いろいろな声が聞かれ、子ども達の気持ちが高まってきました。モノレールやバスに乗る所がわからないので、クラスで話し合い、みんなで下見に行くことになりました。
モノレールの切符を購入する時の事です。小倉~企救丘までの切符を自分たちで購入する事にしました。私は、「これが小倉って言う字で企救丘がこんな字なんだよ。」と教えました。すると、子ども達は、漢字や値段を確認しながらボタンを押し、小倉~企救丘までの切符を全員(8名)で間違わずに購入する事ができ、子ども達は、ほっとした表情でモノレールに乗車しました。モノレールの中では、車内放送を聞き、停車駅や風景を観察していました。
「小倉の次は平和通なんだって。」と確認し記録をしていました。「モノレールって高いところを走るんだね。」など、一人ひとり感じた事やいろんな思いが口からでていました。
帰りの切符も自分たちで購入することにしました。降車駅や値段を確認しながらボタンを押して切符を購入しました。行きの経験がここで身についていました。
すると、一人の子どもが、値段や駅名を確認せず、行きと同じ場所のボタンを押したため、小倉まで150円なのに50円のおつりが出てきました。「あれ?おつりがでてきた・・・」と子ども達の声が聞かれその子どもは、間違えてボタンを押したことに気づいたようで、顔が硬直したような表情になり「どうしよう・・・」「帰れない・・・」子ども達は、静まり返りました。
どうしたらよいのか8名は考えました。乗車するモノレールの時間も近づき「いろんなボタンがあるから押してみたら?」「切符が違うから乗れないよね~」「どうする?」など、いろいろな意見が出てきました。すると、一人の子どもが「駅の所におじさんがいたよ。聞いてみようか?」「うん。聞いてみよう。」早速、みんなで駅員さんの所へ行きこれまでの状況を説明しました。すると駅員さんは、「あぁ間違ったね。お金を返してあげるから、今度はちゃんと押すんだよ。」と優しく教えてくださいました。子ども達はホッとした表情で駅員さんにお礼を言い、全員切符を購入し保育園に帰る事ができました。
この場面は、保育士にとってはチャンスだったのです。5歳児の育つ力が表れるよい機会なので、この場面をどう乗り切るか、保育士は見守ったのです。子どもたちは、自分たちで考え、行動に移して社会の一員として乗り越えました。
ふたば保育園のめざす人間像である「自主的に行動ができる」「意欲的である」「人を思いやる心をもつ」の三つの項目をクリアしてくれました。付き添った保育士は至福の喜びを感じて、あつい思いを胸に帰園しました。
あまりにうれしくて、ご両親の皆さまにもこの喜びをご一緒という思いでお知らせしています。
主任保育士
中村友美
☆ふたばっ子のお家の方からお手紙が届きました。
「 兄と弟 」
最近兄弟で遊ぶことが多くなりました。4歳と1歳なので、遊び相手にならないと思っていましたが、追いかけごっこをしたり、積み木をしたり、それなりに楽しんでいるようです。たまにおもちゃの取り合いでケンカしたり叩かれて泣いたりしていますが、お互いに大好きみたいで、仲直りしてニコニコしています。それを見て、いつまでも仲良しでいてほしいなぁと思っています。
ひよこ・こすもす組 なおとくんとゆうとくんのお母様より
ゆうとくんと、なおとくんの笑顔には、私たちも癒されます。(広報より)
「 お気に入り 」
近頃、りきがはまっていることは、去年のクリスマスにもらった「キーボード」です。自分でスイッチを入れて、適当に弾いているだけだったので、最近は鍵盤にドレミ...を書き、「ド」の位置にシールを貼って練習しています。もっとうまく弾けるように、親子でがんばりま~す!
こすもす組 りきくんのお母様より
弾けるようになったら、保育園でも聴かせてほしいです♪(広報より)
「 ひらがな読めるよ! 」
最近、ひらがなが読めるようになった知暉と浩夢は、町のあちこちの看板、掲示板、ポスター等の字を読みます。読めることがうれしいみたいなのですが、「これはちょっと・・・」と思うような文字も大声で楽しそうに二人で読みます。「お母さん、これは何て読むの?どういう意味なん?」と聞かれたときは、答えに困ることも・・・。
知暉は、漢字やカタカナはとばし、確実に読めるひらがなだけを読みます。わからないことは、聞いてきます。「漢字って一文字で二つ読むこともあるんだね。」と、興味津々です。
浩夢は、ひらがなから全体の言葉をイメージして漢字やカタカナも読みます。変な言葉になったりするのですが、発想が面白く、笑えます。「どうしてこう読むの?」と聞くと、「ヒロね、頭の中で考えて、こんな風に読むのかな?って思ったんよ。」と、少し照れながら答えます。
似ているようで似てない二人。これからの成長がとても楽しみです。
ひまわり組 ともきくんとひろむくんのお母様より
面白いですね。これからますます、個性がキラリと光っていくのが楽しみですね。
(広報より)
☆ふたばっ子のお家の方からお手紙が届きました。
「 のりもの大好き 」
家でも保育園でも乗り物が大好きで、よく「のりもの大集合」の絵本を見ているゆうくん。まだ、パパもママも言えないのに、難しそうな"ショベルカー"はあっという間に言えるようになりました。
そんなゆうくんと最近、九州鉄道記念館へ。とっても喜ぶ顔を想像して行ってみると、実物の機関車があまりに大きくパパに必死にしがみついていました。まだおもちゃの方がいいみたい。
ひよこ組 ゆうやくんのお母様より
かわいいですね。ゆうやくんが輝くように育っていくのが楽しみですね。(広報より)
「 おすもうさん 」
食欲旺盛、ななちゃん。最近ますますお腹が立派になりました。家族で「ななちゃんのお腹出てるよね。」と話していた時のこと、ななちゃんがおもむろにお腹をぼんぼん叩いているのです。「私のお腹すごいでしょ」と自慢げな表情で。それはまるで力士の土俵入りみたいで思わず笑ってしまいました。大人の話がわかっている事に驚かされました。これからもいっぱい食べて、遊んで、そしてお腹は、ほどほどに成長してほしいものです。
ひよこ組 ななみちゃんのお母様より
みんなに愛されたお腹ですね。よっ、日本一!!(広報より)
「早く小学生になりたい」
最近、桜志が「早く小学生になりたいんだ」って言って足し算や平仮名の勉強を黙々とがんばっていることがあります。桜志に何で早く小学生になりたいのか聞くと、「だって小学生はお弁当の日、お休みなんやろ?」って言ってて「そこかよ!!」って突っ込みたくなった私だったのですが...改めて今聞いてみたら「小学生はたくさん勉強できるんやろ?」って嬉しい返事がかえってきました。いつまでもその気持ちを持ち続けてほしいと願う母です。
ひまわり組 おうしくんのお母様より
将来有望ですね!!(広報より)
昨日いただいた"わいわいメール"(お泊り保育の下見に出かけた時の様子)を読んで感動しました!子ども達の言動もさることながら見守り、子供達の成長を促す保育士の先生の姿勢に教えられました。慌しい中でついつい子供達に指図してしまうことが多い私・・・見習って見守る余裕をもちたいと思いました。
通信を読ませて頂きました。
子ども達の成長が嬉しいですね。
協力、解決・・・・こども達にそのようなchanceを与えて頂けることに感謝です!
ありがとうございました。
☆ふたばっ子のお家の方からお手紙が届きました。
「最近できるようになったこと」
ついに5月5日、うちのハル君『バイバイ』が出来るようになりました!他のお友だちは早くから出来ていて、すごいなぁと思っていましたが、ハル君もようやく仲間入りです。他にも「二木 遥くん」とお名前を呼ぶと、両手を挙げてお返事してくれるようになりました。手を挙げる姿がかわいくて、ついつい何回も名前を呼んでしまいますが、大抵成功するのは2回までです(笑)。
すみれ・こすもす組 はるかくん・のりかさんのお母様より
とても、かわいいですね。
これからどんどんできることが増えていくことが楽しみですね。
(広報より)
「落ち込むパパ」
最近は、とてもお話しが上達し、会話がスムーズに出来る様になってきました。私が「パパ、スキ?」と聞くとそらは「パパ、キライない」と答えます。本人はキライじゃないと言いたいのだと思います。はっきりスキと言わないのも少し笑えますが、パパはショックをうけていました。弟のせいらの事もよく見てくれてミルクを飲ませてくれている姿がとても頼もしく感じます。これからの成長が楽しみです。
ひよこ・ちゅうりっぷ組 せいらくん・そらくんのお母様より
保育園でもそらくんがせいらくんにおもちゃを渡したり、「せいらくん」と名前を呼んでいる姿がみられますよ。
(広報より)
№155
ふたばわいわいメール No.155
平成23年4月15日(金)
☆ふたばっ子のお家の方からお手紙が届きました。
「しゅんすけとじぃじ」
私の父は、隼輔が産まれる直前に禁煙しました。きっかけは、「煙草臭い人に抱っこさせない」という私の言葉でした。父は仏頂面で、声が大きいためか、隼輔は全くなつきません。抱っこどころか、父が近づくだけで、「イヤー。」と言って、足をバタバタさせて嫌がります。見かねた私たちは、"しゅんちゃん、じぃじ仲良し作戦"を提案しました。①笑顔で接する。②おやつは、じぃじがあげる。その2つの作戦を実行した結果、隼輔の方から「じぃじ」と言って近づき、抱っこをせがむようになりました。今では、すっかり仲良しの隼輔とじぃじです。
すみれ組・しゅんすけくんのお母様より
お母さんのアイデアが成功したんですね。しゅんすけくんとおじいさんのニコニコした顔が浮かびます。
(広報より)
「日曜日の出来事」
3月20日の日曜日の朝、私が掃除機をかけようとすると、勇志がお手伝いをしようとテーブルを動かした瞬間、ストーブにぶつかってしまい、背中を火傷してしまいました。病院に行き、医師にもしかしたら皮膚移植をしないといけないかもしれませんと言われた時には、とても心配しましたが、今では少しずつ治っています。「痛かったね。」と涙が出た私に勇志は、「看護士さんかわいかったね。」とニッコリでした。
ひまわり組・ゆうしくんのお母様より
治ってきているようで、お母さんも一安心ですね。ゆうしくんの明るさに救われた瞬間ですね。
(広報より)
家庭とは、ほんとうに私たちが安心して失敗することのできる場所。失敗しても、それで迷惑をかけた相手に憎まれないというか、その上であらためてお互いに和解し合うことのできる場所。その基本的なモデルです。大江健三郎著『あいまいな日本の私』の中から。保育園を「家庭のぬくもり」として、地域の「希望の灯台」にしていきたいと思います。
(園長先生より)